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オリィ研究所、関西で初の常設店 京都で「OrySNACK Kyoto」を12月4日に開業
〜京都烏丸で大垣書店の「BOOKHOME」とコラボレーション〜
株式会社オリィ研究所(本社:東京都中央区、代表取締役:吉藤 健太朗・笹山 正浩、以下「オリィ研究所」)は、株式会社大垣書店が2026年12月4日にオープンする「BOOKHOME」に、分身ロボットOriHimeを活用した「OrySNACK Kyoto」を【2026年12月4日】より開業いたします。

「OrySNACK Kyoto」は、遠隔操作で分身ロボットOriHimeを操る「パイロット」が、カウンター越しにお客様とお話をしながら接客する新しい形の「スナック」です。京都の日本酒を中心としたお酒やおつまみを楽しみながら、場所や身体的な制約を越えて、人と人がつながる時間を提供します。
本店舗では、予約制で日本酒の飲み比べを楽しめるエリアと、予約なしでも気軽に立ち寄ることができる通常のスナックエリアを設けます。オープンに先駆け、「OrySNACK Kyoto」を体験できる、先行予約チケット販売を、クラウドファンディングで9月16日から開始します。
オリィ研究所は、今回の京都での取り組みを通して、OriHimeを活用して働くパイロットが常連のお客様との関係を築き、将来的にはたとえ寝たきりでも「自分の店」として独立することができる、小型店舗型の新たな就労モデルの実証を目指します。
【OrySNACK Kyotoオープンの背景】
オリィ研究所は、病気や障害、介護や子育てなど、さまざまな理由で外出や移動が難しい人の社会参加・学び、働き方の選択肢を広げるため、分身ロボットOriHimeを活用した取り組みを進めてきました。
2021年に東京・日本橋で「分身ロボットカフェDAWN ver.β」を開業し、現在ではカフェだけで全国各地から100名を超えるOriHimeパイロットが遠隔で接客を行っています。
その中で生まれたのが、OriHimeを通じてお客様との「対話」を楽しむ「OrySNACK」という新しい形の店舗です。
今回、京都に「OrySNACK Kyoto」を開くのは、これまで全国各地で実施してきたキャラバンカフェなどの取り組みの中でも、京都で特に大きな反響と手応えがあったことが背景にあります。
また、京都では、日本酒「富翁」の蔵元である株式会社北川本家より協賛をいただき、代表の吉藤が参画する京都哲学研究所にも趣旨にご賛同いただくなど、これまでオリィ研究所とつながりのある方々とのご縁が続いています。
本との出会いを通してさまざまな知識や価値観に触れ、人との対話によって新たな世界が広がる「BOOKHOME」と、OriHimeを介して距離や障害を超えて人と人が直接言葉を交わす「OrySNACK」。
「本」と「対話」という2つの場を組み合わせることで、これまで出会う事がなかった出会いを提供する、新たな交流の場を京都から創出します。
【OrySNACK Kyotoで体験できること】
日本各地で暮らす分身ロボット「OriHime」のパイロットが、京都を中心とした4種類の日本酒を飲み比べながら、その「一杯」に込められた作り手の想いや酒蔵の歴史、地域の文化とともにご紹介します。パイロットとの「対話」を通して、そのお酒にある物語を知り、より深く美味しく味わっていただく時間をお届けします。
かつて日本酒をこよなく愛していたものの、病気や障害などによって、以前のように外に出たり、人と会ったり、働いたりすることが難しくなったパイロットが、OriHimeを通じて再び人とつながり、自分の好きなものや日本酒に関する物語をお客様へ伝える、そこで生まれるお客様との対話もこの場所ならではの楽しみのひとつです。
お店では、予約制の日本酒飲み比べ体験だけでなく、予約なしでの体験も可能。ふらりと立ち寄れる「スナック」には、初めて会った人同士が同じカウンターで店主や隣り合わせた人と会話をすることで、思いがけないつながりが生まれる魅力があります。日本酒の味わいだけでなく、OriHimeが繋ぐ「人と人との出会い」まで楽しめる、京都ならではの新しい「スナック」のかたちを目指します。
【吉藤オリィのメッセージ】
オリィ研究所代表の吉藤オリィです。
今回、私たちが「OrySNACK」プロジェクトで目指しているのは、単なる新しいひとつの飲食店を作ることではありません。
私たちはこれまで、「人類の孤独を解消する」ことを理念に、「外に出ることが困難な人も社会に参加し、人と出会い、働くことが当たり前の選択肢になる未来」を目指してきました。
いま自由に外へ出かけられる人も、病気や事故、加齢などによって、いつか身体を動かすことが難しくなるかもしれません。たとえベッドの上から動けなくなったとしても、仲間と一緒に接客の仕事を担い、自分自身でお客様との関係を築いていける、そしていつか、「○○さんに会うために来たよ」と言ってもらえるような、自分の店をもつことも、夢ではないかもしれない。私たちがつくりたいのは、そんな新しいキャリアであり、「寝たきりの先の生き方」の選択肢です。
今回、大垣書店様からお声がけをいただいたとき、私はふと「書店と我々が作ってきた分身ロボットカフェはどこか似ている」と感じました。
私自身、不登校になり学校に通えなかった頃、本屋や図書館は居場所のひとつでした。
本に囲まれ本棚の間を歩いて表紙を眺めているだけで、「世の中にはこんな価値観があるのか」「こんな世界があるのか」と、自分の知らない世界に触れることができる。
いまは本も動画も人も、自分の好みに合わせて最適化され、似た価値観のものが次々と表示されるデジタルの時代です。自分に合うものと出会いやすくなった一方で、まったく知らなかった価値観や、予想もしなかった誰かと出会う機会は、むしろ減っているのかもしれません。だからこそ、「予期しなかったものと出会う」ことが、リアルな書店や、人と人が直接関わる場所の大きな価値なのだと思います。
本は、著者の人生や思想の結晶ですが、一人ひとりの人生の話もまた、まだ本になっていない誰かにとっての名著になりえます。
「OrySNACK Kyoto」では、パイロットが地域のお客様と出会い、関係を築き、将来的に一人ひとりが店舗あるいは店舗の一部の責任者として、いつかお店を運営できる。 そこに集まる人の話を聴き、また自分がどうやって生きてきたかを、ベッドの上から話し合う。 そんな店舗ができれば、場所や身体的な制約にとらわれずこれまで出会えなかった人と人が出会う ”寝たきりの先の生き方”を作れるかもしれません。
人と本とお酒を通じて、出会わなかったはずの人と人が交差する。未来の実験へ是非ご参加ください。
【OrySNACK Kyotoオープンに向けクラウドファンディングを実施】

「OrySNACK Kyoto」の開業にあわせ、2026年9月16日よりクラウドファンディングを実施し、一緒に「OrySNACK Kyoto」をつくってくださる仲間や応援者を募集します。リターンとしては立ち上げのタイミングからいち早く体験できる先行予約チケットや、支援者限定のメンバーシップカードなどのリターンを予定しています。
京都をはじめとする関西エリアの皆さまに「OriHime」やオリィ研究所の取り組みを知っていただき、身体的な制約を越えた新たな働き方の可能性を広げていきたいと思っています。どうぞ応援のほどよろしくお願いいたします。
【クラウドファンディングURL】
https://camp-fire.jp/projects/975305/idea?utm_campaign=cp_share_c_msg_idea
【店舗概要】
場所:京都府京都市中京区御射山町262 大垣書店「BOOKHOME」内
営業時間:17:00~23:00
メニュー:日本酒の飲み比べは要予約(※詳細決定後、公式サイト等でご案内します)
席数:9席+立ち飲み
オープン日:2026年12月4日
予約方法:詳細決定後、公式サイト等でご案内します。
※営業時間・営業形態等は変更となる場合がございます。
【株式会社オリィ研究所について】
「人類の孤独を解消する」を理念に掲げ、障害・病気・介護・子育て等の理由で外に出ることが難しい「移動困難者」の選択肢を豊かにするサービスを研究開発・提供しています。
展開サービス:
- 遠隔操作でありながら「その場にいる存在感」を共有できる分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」
- テレワークでの肉体的社会参加を可能にする分身ロボット「OriHime-D(オリヒメディー)」
- 重度障害があっても目や指先などの僅かな動きだけでコミュニケーションを可能にする意志伝達装置「OriHime eye+Switch(オリヒメアイプラススイッチ)」
- 外出困難者が”パイロット“として分身ロボットOriHime・OriHime-Dを遠隔操作し、オーダーや配膳、お客様との会話など接客を行う「分身ロボットカフェ DAWN ver.β」
詳しくは、株式会社オリィ研究所 公式サイト https://orylab.com/ をご覧ください。